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土曜の昼、一人で映画を見て、帰りにカフェで休んでいたときのことです。近くの席から、さっき見た映画の話が聞こえてきました。

一人で映画を見に来たことに、不満はありませんでした。それなのに、急に誰かと感想を話したくなったんです。

一人が好きなのに寂しい。そんな自分を変だと思っている30代の男性へ。

僕は独身のころ、一人の休日が好きでした。でも、本当のところ、寂しくなる日があったこともあります。

寂しくなった3つの場面と、寂しさの正体を書きます。独身男性や孤独感の調査も紹介します。

先に答え(僕の場合)
  • 一人が好きなのも、寂しいのも、本当の気持ちだった
  • 足りなかったのは、面白かったことも体調が悪いことも話せる人だった
  • 寂しさを感じたのは、楽しいことをしたあと・風邪の日・友人と別れた帰り
  • 一人の時間を残したまま、誰かと暮らすこともできた
あなた

一人で過ごすのは好きなのに、ときどき無性に寂しくなるんです。

ハル

僕もです。一人で映画を楽しんだ日に、あとから寂しさを感じたことがありました。

① 結論:一人が好きなのに寂しいのは、話したい相手がいなかったから

カフェの席に一人で座る男性と、空いた椅子の上の吹き出し。「何でも話せる相手」の文字

先に、僕なりの答えを書きます。

一人が好きなのに寂しかったのは、何でも話せる相手がいなかったからだと思います。

寂しくなる日があっても、一人で過ごす時間は好きなままでした。とくに覚えているのは、次の3つの場面です。

その場面の前に、僕が一人の休日がどれだけ好きだったかを書きます。一人で自由に過ごしたい独身男性がどう感じているのかも、そこで紹介します。

② 一人の休日は、本当に好きだった

映画のチケット、本、コーヒーカップを矢印でつないだ図。「一人の休日」の文字

独身のころの僕は、一人で過ごす休日が好きでした。

休日によくしていたのは、一人で映画を見て、帰りに本屋へ寄り、買った本をカフェで読む過ごし方です。

朝起きてから、出かけるかどうかを決められる。映画のあとに歩きたくなったら、寄り道もできる。その気楽さが好きでした。

家で動画を見たり昼寝をしたりして、一日誰にも会わずに満足する日もありました。

手放したくなかったのは、何も話さずに休める気楽さです。仕事で疲れた日は、帰ってしばらく何も話さずにいたいこともありました。

国立社会保障・人口問題研究所の調査(2021年)では、18〜34歳の未婚者に、独身生活の利点を2つまで選んでもらっています。

未婚男性の上位3つは、次のとおりです。

独身生活の利点未婚男性
行動や生き方が
自由
70.6%
家族を養う責任が
なく、気楽
27.7%
金銭的に裕福24.9%

(出典:国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」)

未婚男性の70.6%が「行動や生き方が自由」を選んでいます。自由に一人で過ごしたい独身男性は、少なくないようです。

③ 寂しくなったのは、一人で映画を楽しんだあとだった

カフェで一人でコーヒーを前に座る男性の後ろ姿と、奥の席で話す2人の客

一人の休日が好きだった僕にも、寂しくなった場面が3つあります。1つ目は、一人で映画を見終わったあとです。

はっきり覚えているのは、ある土曜の昼のことです。

一人で映画を見ました。面白くて、見に来てよかったと思いながら、近くのカフェに入りました。

近くの席の2人が、同じ映画の話をしていました。「あの場面、よかったね」と聞こえてきて、僕も誰かと感想を話したくなりました。

頭に浮かんだのは、「この話、誰かにしたいな」でした。

スマホで映画の感想を調べて、ほかの人がどう感じたかを読みました。読むうちに、自分も感想を言って、返事を聞きたいんだと気づきました。

同じ場面が好きな人がいたら、うれしい。「自分は違うところがよかった」と言われても、それはそれで聞いてみたいと思いました。

一人で映画を見るのは、好きでした。ただ、見終わったあとに「あそこ、どう思った?」と聞ける相手がいたら、もっと楽しいだろうなと思いました。

④ 風邪で寝込んだ週末、「具合どう?」の一言が欲しかった

寝室のベッドで横になる男性と、枕元の台の水のペットボトル、コップ、スマホ

2つ目は、体調を崩したときです。

風邪をひいて、週末をほとんど寝て過ごしたことがあります。

買い置きの飲み物や食べ物で済ませて、食べたあとの片づけも後回し。寝て起きて、少し食べて、また寝る。

夕方になっても誰とも話していないと、いつもより部屋がしんとしていました。

誰かに全部やってほしい、とまでは思いませんでしたが、「具合どう?」と聞かれたら、「少しよくなった」と答えられる。

そのくらいのやりとりが欲しかったんです。

元気なときは気にならなかった一人暮らしが、その日は心細く感じました。

⑤ 友人と食事した帰り、鍵を開ける前に手が止まった

冬の夜、アパートの外廊下で玄関のドアの前に立つ、コートとマフラーの男性の後ろ姿

3つ目は、人と会った帰りです。

冬の土曜、友人と夕飯を食べて帰った夜のことです。夜9時くらいでした。

玄関の前で鍵を取り出したところで、少し手が止まりました。

さっきまで店で笑っていたのに、ドアを開けたら、あとは誰とも話さずに寝るんだと思いました。

友人との食事は、楽しかった。だからこそ、もう少し誰かと話していたかったんだと思います。

でも、友人にも帰る家や予定があります。そう考えて、鍵を開けました。

⑥ 一人が好きなのに寂しい自分を、わがままだと思っていた

左の皿に本とカップ、右の皿に吹き出しをのせた天びん。「一人の時間」「話す相手」の文字

一人が好きなのに寂しくなる。そんな自分を、当時の僕はわがままだと思っていました。

人と会う予定が続くと、一人で居たくなる。予定のない日が続くと、寂しくなる。「結局、自分はどうしたいんだろう」と思っていました。

一人の時間が好きなのだから、寂しさも一人で抱えるものだ。そんな気がしていました。

でも、一人で映画を楽しんだ日に、その感想を誰かに話したくなるのは、おかしなことではないようです。

内閣府の調査(令和7年)では、孤独を感じることがあるかを聞いています。

「しばしばある・常にある」と答えた人の割合を、同居人の有無と、気軽に話せる相手の有無で比べました(対象は16歳以上)。

いるいない
同居人3.4%9.8%
気軽に話せる
相手
2.5%25.0%

(出典:内閣府「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査(令和7年)」)

孤独を強く感じる人の割合の差が大きいのは、同居人の有無より、気軽に話せる相手の有無のほうでした。

僕の寂しさも、一人で暮らしていることより、話す相手がいないことのほうから来ていたと思います。

⑦ 結婚したら一人の時間がなくなるのでは、と迷っていた

公園のベンチに座る男性と、本と時計が浮かぶ考えごとの雲

寂しさの正体が、話す相手がいないことなら、その相手を持つ方法はいくつかあります。結婚も、その一つです。

でも、結婚を考えたとき、迷ったのは、一人の時間がなくなることでした。

休日の過ごし方も、帰宅してから休む時間も、全部相手に合わせることになったら疲れるだろう。そう思っていました。

結婚したら、休みの日もずっと一緒に行動しなければいけないのかな、と心配していました。

あとで分かったのは、一人の時間が欲しいという希望を相手に話せば、二人とも無理のない過ごし方を考えられるということでした。

交際中に、一人の時間が欲しいと相手に伝えるなら、次の3つを意識すると話しやすいです。

攻略メモ:一人の時間を伝えるとき
  • 「一緒に出かけるのも好き」を先に言ってから、一人の時間の希望を話す
  • 一人で何をしたいかを、具体的に言う(例:本を読む、何もせず休む)
  • 相手にも、一人で過ごしたい時間があるかを聞いてみる

⑧ 一人の時間を大事にできる相手を探せばいい

机に立てたスマホのプロフィール画面と、本とコーヒーカップ。「休日の過ごし方」の文字

今なら当時の自分に、「一人で過ごすのが好きなら、その時間も残せる相手を探せばいい」と言いたいです。

独身のころの僕は、一人の時間と、誰かと話す時間の両方を望んでいいとは思えていませんでした。

マッチングアプリで相手を探すなら、休日の過ごし方をプロフィールに書いておくと、話のきっかけになります。

攻略メモ:プロフィールに書くとき
  • 休日の過ごし方を具体的に書く(例:映画を見て、帰りに本屋へ寄る)
  • 一人の時間も大事にしていることを、短く添える
  • 相手の休日の過ごし方も聞いてみたいと書く

マッチングアプリは、いくつか使いました。

ただ、結婚まで考えるなら、結婚を意識している人が多いアプリのほうがいいと思うようになりました。

そうしたアプリの1つが、マリッシュです。約5か月で、25人ほどとマッチングし、実際に会ったのは6人です。

神奈川県の「恋カナ!プロジェクト」のページでは、マリッシュは30代以上の利用者が多く、結婚を考えている人が多いと紹介されています。

マリッシュでも、プロフィールで休日の過ごし方を確かめてから、会う人を選べます。

⑨ まとめ:一人の時間と寂しさは、どちらも手放さなくていい

テーブルに並んだ2つのマグカップと、紙袋と本。「一人の時間と二人の暮らし」の文字

一人が好きなのに寂しい時がある。それは、変なことではありません。どちらも、本当の気持ちだったと思います。

  • 自由に過ごせる独身生活を、利点と感じる男性は多い
  • 寂しさは、話したいことを話せる相手がいないときに感じた
  • 一人の時間を残したまま、結婚相手も探していい

婚活では、マッチングアプリのほかに結婚相談所も使いました。妻とは、そのうちの結婚相談所で知り合いました。

結婚を考えるようになってから、「一緒に出かけるのも好きだけど、一人で本を読んだり、何もせず休んだりする時間も欲しい」と妻に話しました。

妻にも、自分の好きなことをして過ごしたい時間がありました。

今も、休日に僕が一人で本屋へ行くことがあります。帰ってから「こんな本を見つけた」と話せるのが、うれしいです。

妻が出かけた日は、今度は僕が妻の話を聞きます。一人の時間と二人の暮らしは、どちらもできると感じています。

寂しいと思ったからといって、一人で楽しんできた時間まで否定しなくてよかった。今は、そう思います。

僕が使った相談所のひとつが、naco-doです。

担当者に希望を伝えて、相手を紹介してもらえるのが、マッチングアプリとの違いでした。

一人の時間を大事にしたいという希望も、面談で担当者に話せます。

面談は、無料で受けられます。まずは話して、自分の気持ちを整理するところから始めても大丈夫です。

Q. 一人が好きなのに寂しくなるのは、おかしい?

おかしくないと思います。

国の出生動向基本調査によると、2021年に独身の利点として「行動や生き方が自由」を挙げた未婚男性は70.6%でした。

一方で、気軽に話せる相手がいない人のほうが、孤独を強く感じやすいという数字もあります。

一人が気楽でも、誰かに話したくなることはあります。どちらも、おかしくありません。

Q. 結婚したら、一人の時間はなくなる?

僕の場合は、なくなりませんでした。

ただ、独身のころほど、その場の気分だけで予定は変えられません。食事や家の用事もあるので、出かけたいときは何時ごろ帰るかを話して決めています。

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haru(ハル)
30代で結婚した、元・晩婚組のharuです。マッチングアプリから結婚相談所へ、ずいぶん遠回りしました。あの頃の自分に教えたかったことを、男性目線で正直に書いています。