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日曜の夕方、スーパーで夕飯を選んでいても、何にするか相談する相手がいない。結局、いつもと同じ弁当を買って帰ることがありました。

30代独身で、孤独がつらいと感じている男性へ。

僕は33〜35歳ごろの2〜3年、夜や休日になると、急に寂しくなる時期がありました。

ここでは、僕の寂しさの正体と、寂しさが軽くなった3つのことを書きます。30代男性の孤独の数字も、内閣府の調査で確かめています。

先に答え(僕の場合)
  • 寂しさの正体は、用事のない話ができる相手がいないことだった
  • 1つ目:学生時代からの友人に、休日がきついと話した
  • 2つ目:休日を埋めるのをやめ、予定を1つにした
  • 3つ目:家で考え込む日は、外を歩いた
  • 寂しさは、婚活を始めた理由の1つにもなった
あなた

仕事中は平気なのに、休みの日の夜になると、急に寂しくなるんです。

ハル

僕もそうでした。毎日落ち込んでいたわけじゃないのに、ふとしたときに来るんですよね。

① 結論:孤独が軽くなったのは、自分の話を聞いてもらえたとき

カフェのテーブルをはさんで、30代の男性と友人が向かい合い、吹き出しが行き来しているイラスト。上に「話を聞いてもらう」の文字

先に、僕の結論を書きます。

寂しさがいちばん軽くなったのは、友人と会って、話を聞いてもらえた日でした。

反対に、空いている時間を全部予定で埋めるのは、僕には合いませんでした。

楽になったことは、次の3つです。

3つを詳しく書く前に、30代男性の孤独がどのくらいあるのかを、調査で見ておきます。

② 30代男性の孤独は、僕だけじゃなかった。調査で見ると

長さのちがう横棒が5本並ぶグラフと虫めがねのイラスト。上に「僕だけじゃなかった」の文字

30代男性がどのくらい孤独を感じているかを、内閣府の調査で見てみます。

内閣府が2025年12月に、全国の16歳以上を対象に行った調査です(有効回答1万1,873人)。

「どの程度、孤独であると感じることがありますか」という質問に、30代男性(616人)は、次のように答えています。

答え30代男性
しばしばある・
常にある
6.2%
時々ある13.3%
たまにある20.6%
ほとんどない35.2%
決してない24.4%
無回答0.3%

(出典:内閣府「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査(令和7年)」)

孤独を感じることがある30代男性は、少なくありません。

同じ調査では、孤独を感じることが「しばしばある・常にある」人の割合を、結婚しているかどうかで比べています(16歳以上の全体)。

未婚配偶者がいる
しばしばある・
常にある
9.0%2.4%

未婚の人のほうが、孤独を強く感じる人の割合が高いという結果です。

僕が33〜35歳ごろに感じていた寂しさも、珍しいものではなかったんだと思います。

③ 孤独なのは、何でもない話をする相手がいないことだった

夕方のスーパーで、買い物かごに弁当が1つだけ入っているイラスト

僕が寂しかったのは、どんなときだったのか。そこから書きます。

30代前半で彼女と別れてから、友人は結婚していき、前ほど気軽に会えなくなりました。

それでずっとつらかったのかと聞かれれば、そうでもありません。仕事中は普通に話して笑っていましたし、一人で気楽に過ごせる日もありました。

特に思い出すのは、次の2つの場面です。

日曜の夕方の買い物

1つ目は、日曜の夕方に、スーパーで買い物をしているときです。

夕飯を何にするか考えても、自分だけなら何でもいいと思ってしまう。

「何食べたい?」と聞ける相手がいないことは、寂しく感じました。

仕事でうれしいことがあった日の帰り道

2つ目は、仕事でうまくいったことがあった日の帰り道です。

誰かに話したくて、スマホの連絡先を開き、友人の名前を見ていました。

でも、「今は家族で夕飯を食べているかもしれない」「わざわざ電話するほどの話でもない」と考えて、かけませんでした。

そのとき浮かんだのは、「こういう話、誰にすればいいんだろう」でした。

話せる友人は、いたんです。それでも、用事がなくても気軽に連絡できる相手がいませんでした。

うれしかったのに、その気持ちを話せる相手がいない。困ったときだけでなく、他愛ない話をしたいときにも相手がいない。それが、思っていた以上にこたえました。

内閣府の同じ調査には、気軽に話せる相手がいるかどうかで比べた数字もあります(16歳以上の全体)。

気軽に話せる
相手がいる
いない
しばしばある・
常にある
2.5%25.0%

気軽に話せる相手がいない人は、孤独を強く感じる割合が、いる人よりずっと高いという結果です。

④ 誰ともほとんど話さなかった日曜の夜に、涙が出た

日曜の夜、ランプの明かりの部屋で、ソファに座って少しうつむく男性の後ろ姿のイラスト

涙が出た日曜の夜と、寂しい夜のスマホの話です。

涙が出た日曜の夜

その日は、買い物のほかは外へ出ず、誰ともほとんど話していませんでした。

夜、洗濯物を畳みながら、つけていたテレビを見て笑いました。

そのあと、「今日、自分の話を誰にもしていないな」と思ったら、涙が出ました。

大きな出来事があった日ではありません。家事を済ませて、明日の仕事の準備をしただけです。

自分でも、どうして今泣いているんだろうと思いました。

あなた

何もない日に泣くなんて、自分がおかしいのかと思います。

ハル

おかしくないですよ。僕が泣いたのも、誰にも自分の話をしないまま、一日が終わりかけていた日でした。

寝る前のスマホ

寂しい夜は、テレビをつけたまま、スマホで動画やSNSを見ていました。

見たい番組があるというより、部屋が静かになるのが嫌だったんです。

寝る前に、友人の家族写真が流れてきて寂しくなることもありました。なのに、見るのをやめられず、別の投稿へ進んでしまう。

「そろそろ寝よう」と思ってから、さらに30分、1時間と過ぎる日もありました。

翌朝は寝不足で、何を見ていたかも、あまり覚えていませんでした。

夜のスマホで寂しさが増すときに、試せることもメモにしておきます。

攻略メモ:夜のSNSがつらいとき
  • 寂しくなる投稿は、ミュートして非表示にする(友人を嫌いになったわけでなくても、見る量は調整していい)
  • 開く前に、閉じる時刻を決めておく(時間になったら、スマホを充電場所に置くなど)

⑤ 寂しいと言えなかったのは、「いい年をして」と思われそうだったから

居酒屋のテーブルで3人の男性が話し、真ん中の男性の前に小さな吹き出しが閉じたまま浮かぶイラスト

寂しいと、人にはなかなか言えませんでした。

寂しいと話したのは、学生時代からの友人です。ほかの人には、ほとんど話していません。

「いい年をして、一人で過ごせないのか」と思われるのが嫌だったからです。

特に結婚している友人には、「自由でいいじゃん」と返されたら、それ以上話せなくなる気がしました。

普段は「一人だと気楽だよ」と言っていたので、今さら寂しいとは言いにくかったこともあります。

⑥ 軽くなったこと1:友人に話して、次の食事の約束をした

食事の帰り、夜の駅前の道を並んで歩く2人の男性と、印のついたカレンダーのイラスト

ここから、楽になったことを1つずつ見ていきます。1つ目は、友人に話したことです。

学生時代からの友人と2人で食事をしていたときに、「最近、休みの日に誰とも話さず終わると、結構きついんだよね」と言いました。

友人は、「そうだったんだ。飯くらいなら誘ってよ」と返してくれました。

特別な助言はありませんでした。ただ、笑われずに聞いてもらえて、ほっとしました。

その場で、「じゃあ、来月もどこかで食べよう」と次の予定を決めました。帰り道に、その予定があることがうれしかったです。

それからも、友人と会うと、最近食べたものや仕事であった小さな出来事を話しました。「それでどうなったの?」と聞いてもらえると、気持ちが楽になりました。

友人に連絡しにくいときに使える送り方を、まとめておきます。

攻略メモ:友人に連絡しにくいとき
  • 電話するほどでもない話は、短いメッセージで送る(例:「今日、仕事がひと区切りついたよ。そっちは最近どう?」)
  • 誘うときは、日時とかかる時間を添える(例:「来週の土曜、昼に1時間くらいご飯どう?」など。相手が予定と照らし合わせやすい)
  • 断れる余地を残す(「難しければ、また今度で大丈夫」と添えると、お互い無理をしない)

⑦ 軽くなったこと2:一人で過ごす休日は、予定を1つだけ入れた

卓上カレンダーの2つのマスのうち1つだけに印があり、そばにくしとはさみがあるイラスト。上に「予定は、1つだけ」の文字

2つ目は、休日の予定を1つだけにしたことです。予定のない休日と、土日の両方を埋めた時期を経て、今の形に落ち着きました。

予定のない休日

予定のない休日は、遅めに起きて、洗濯と掃除をして、動画を見ているうちに昼を過ぎることが多かったです。

出かける時間も決めず、気づくと夕方になっていました。

そのころスマホを見ても、届いていたのはお店のお知らせだけ。「今日、誰からも連絡がなかったな」と思いました。

自分からは、誰にも連絡していないんですけどね。でも、誰かに気にかけてもらえるのを待っていたんだと思います。

土日の両方を埋めた時期

一時期は、休みを空けないように、土日の両方に予定を入れました。映画を見に行ったり、友人を食事に誘ったりです。

でも、毎週続けると疲れました。出かけている間は楽しくても、帰宅すると、疲れと寂しさが一緒に来るんです。

翌週も出かけなければと思うと、それ自体が負担になりました。

予定を1つだけにしてから

それからは、土日の両方を埋めるのをやめて、休日に予定を1つだけ入れるようにしました。午前中に髪を切りに行く、昼に友人と食べる、そのくらいです。

髪を切ってもらう店の人や友人など、顔見知りと少し話せる予定があると、その日を楽しみにできました。

⑧ 軽くなったこと3:家で考え込む日は、散歩に出た

夕方の静かな住宅街の道を、ゆっくり歩く男性の後ろ姿のイラスト

3つ目は、散歩です。

家で同じことを考え続けている日は、外を歩くようにしました。

歩いても、寂しさは消えません。それでも、帰ってから夕飯を作る気になれました。

⑨ 「今日あったことを話せる相手」が欲しくて、婚活を始めた

明るい部屋のソファで、男性が膝の上のスマホでプロフィールの画面を見ているイラスト

友人と会う日や散歩で、寂しさは少し軽くなりました。寂しさと婚活は、つながっていました。

婚活を始めたきっかけと不安

婚活を始めたきっかけには、友人の結婚式や、実家への帰省がありました。

また、普段の生活で「一緒にご飯を食べて、今日あったことを話せる相手が欲しい」と思うことが増えていました。

毎日そういう話ができる相手は、結婚する相手のことなのかもしれない。そう考えるようになりました。

マッチングアプリに登録するときは、期待より不安のほうが強かったです。

プロフィールに出した写真に、誰にも興味を持ってもらえなかったら、もっと落ち込むかもしれないと思いました。

ですが、仕事と家の往復を続けるだけでは、出会いは増えません。まずプロフィールを作って、話してみたい人を探すところから始めました。

婚活を始めてからの寂しさ

婚活を始めると、マッチングアプリで知り合った人と話したり、週末に会ったりする機会ができました。次に会う予定ができると、その日まで楽しみに過ごせました。

ただ、返信が来ない日や、会ったあとに断られた日は、前より寂しく感じる日もありました。毎日が楽しくなったとは言えません。

それでも、毎日話せる相手を探すのは、やめませんでした。

最初に使っていたアプリから、途中でマリッシュに切り替えました。約5か月使い、マッチした25人ほどのうち、6人と会っています。

神奈川県の「恋カナ!プロジェクト」のページでも、マリッシュは30代以上で、結婚を考えて使う人が多いアプリとして載っています。

結婚を考えている人の中から、毎日の小さな話ができる相手を探せます。

⑩ まとめ:孤独は予定で埋めず、話を聞いてもらう時間を作る

吹き出し、印が1つのカレンダー、スニーカーの3つが並ぶイラスト。上に「予定で埋めず、話す」の文字

30代独身で孤独がつらかったころ、寂しさが軽くなったのは、次の3つでした。

  • 友人1人に、今の気持ちを話す
  • 休日の予定は、1つだけにする
  • 考え込む日は、外へ出て歩く

いちばん効いたのは、友人に聞いてもらえたことです。まずは1人に、寂しいと話してみてください。

友人に話しにくいなら、休日に予定を1つ入れるところからでも大丈夫です。

その後、僕は結婚相談所で妻と出会いました。結婚した今、変わったのは、小さな話をその日のうちにできることです。

「今日、こんなことがあってさ」と話せて、僕も妻の一日の話を聞けます。

マッチングアプリと結婚相談所のどちらが合うか迷う人は、使い比べた記事も書いています。

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Q. 30代独身男性で孤独を感じるのは珍しい?

珍しくありません。

内閣府の2025年の調査では、30代男性で孤独を感じることが多い人(しばしばある・常にある)は、6.2%でした。

孤独のつらさが続くなら、一人で抱えずに、誰か1人に話してみてください。

眠れない夜が多いなど、つらさが重いときは、公的な相談窓口もあります(厚生労働省「まもろうよ こころ」)。

Q. 一人の休日が寂しいとき、どう過ごす?

予定を1つだけ入れて、人と少し話せる時間を作るのがおすすめです。

僕は、土日の両方を予定で埋めたら疲れました。髪を切りに行く、友人と昼を食べる、そのくらいがちょうどよかったです。

Q. 寂しいことを、友人に話してもいい?

話していいと思います。

僕は、休日に誰とも話さない日がきついと、短く伝えただけでした。助言はなくても、聞いてもらえただけで楽になりました。

友人に話すなら、2人で会っているときに、短く伝えると話しやすいです。

結婚相談所の面談が気になる人は、naco-doを半年ほど使った体験も書いています。

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30代で結婚した、元・晩婚組のharuです。マッチングアプリから結婚相談所へ、ずいぶん遠回りしました。あの頃の自分に教えたかったことを、男性目線で正直に書いています。