マッチングアプリの既読スルー、何日待つ?30代男が引いた線
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いい感じにやり取りできてたのに、ある日ぱたっと返ってこなくなる。既読はついてる。でも、何時間経っても、何日経っても、返事はない。
スマホを意味もなく開いては、トーク画面を確認して、また閉じる。「忙しいだけかな」「いや、もう脈ないのかな」「もう一通送ったら変かな」。送るでも諦めるでもなく、宙ぶらりんのまま時間だけが過ぎていく。マッチングアプリで既読スルーされたあとの、地味にしんどい時間です。
35歳すぎで結婚した僕も、この既読スルーは数えきれないくらい食らいました。だから先に言っておくと、既読スルーは「あなたが何かをしくじったから」起きるとは限りません。会う前のメッセージ段階なんて、向こうも軽い気持ちで何人も見ていて、返さない理由は山ほどある。あなた個人への評価とは、別の話なんです。
この記事は「さっさと諦めて次行け」と突き放す話じゃありません。追うか諦めるかで止まって、何日待てばいいかも分からない——そのときに、僕がどこで線を引いて、どう気持ちを片づけたか。同じように夜中にトーク画面を開いていた人間が、そのまま書いただけのものです。
(うまくいかない時期ぜんぶの話は、こちらにまとめています → マッチングアプリがうまくいかないと感じる30代男へ)
① 既読スルーされると、つい「もう一通」送りたくなる
まず、いちばん最初に踏ん張ってほしいところから。
既読がついて返ってこないと、人はだいたい「もう一通だけ送ってみよう」に向かいます。僕もそうでした。「この前の話の続きなんですけど」「お忙しいですよね、無理しないでください」——用事を装っているけど、本当はただ反応がほしいだけ。送信ボタンの上で指が止まって、打っては消してを繰り返しました。
もう一回送ったら、思い出して返してくれるかも、って思っちゃうんです。
その気持ち、よく分かります。でも僕の場合、追いの一通で返ってきたことって、ほぼ無かったんですよ。
正直に言うと、追いLINEで会話が復活したことは、僕にはほとんどありませんでした。返ってくるのは気を遣った一言か、もっと重い沈黙だけ。しかも会う前の段階だと、相手は他にも何人もやり取りしてる。そこに催促が一通乗ると、「マメな人」じゃなく「重い人」のほうに振れてしまう。だから今その指が止まっているなら、今夜は送らないでほしいんです。
② 「何日待って諦めるか」——僕の線の引き方
で、いちばん知りたいのはここですよね。じゃあ何日待てばいいのか。
ネットだと「2日返信なければ脈なし」みたいな話をよく見ます。目安としては分かる。でも、待つ日数そのものより、自分の中で先に線を引いておくことのほうが、僕にはずっと効きました。日数を相手任せにすると、3日が5日になり、1週間トーク画面に張りつくことになるからです。
僕が最終的に決めたルールは、シンプルにこれだけでした。
決めておけばいいのは分かるのに、いざとなると数えてしまって。
「こっちから一回だけ軽く送って、それで返ってこなかったら、もう数えない」。これを最初に決めておくと、ずるずる待たずに済んだんです。
ポイントは「追わない」じゃなくて「一回だけはOK、その先は数えない」にしたこと。完全にゼロだと未練が残るし、何通も送ると重くなる。だから、軽い一通を一回だけ許可して、そこで返事がなければ自分の中で終了。あとはその人のトークを開かない。待つのをやめる基準を、相手の既読じゃなく自分のルールに置く。これだけで、宙ぶらりんの夜がかなり減りました。
③ 返ってこない理由を、自分の中に探しすぎない
線を引けても、夜になると始まるのが「何が悪かったんだろう」の反省会です。
「あの返しがつまらなかったかな」「テンション高すぎたかな」「いや低かったか」。原因を自分の中にだけ探して、ぐるぐるする。僕も毎回やりました。でも、これだけは知っておいてほしい。会う前の既読スルーの理由は、たいていあなたの「あの一言」じゃない。
頭では関係ないと分かっていても、朝まで消えてくれません。
後で考えると、自分が反省してた場面と、相手が返さなくなった理由って、たぶん全然関係なかったんですよね。
相手は同時に何人も見ていて、たまたま他の人とのやり取りが盛り上がっただけかもしれない。アプリを開く頻度が落ちただけかもしれない。こっちが必死に探し当てた「反省点」は、たいてい的外れです。当たらない答え合わせを続けるほど、夜が長くなる。原因探しは、ほどほどで切り上げて大丈夫です。
④ 一人にスルーされただけで、「自分はダメだ」に変換しない
既読スルーのいちばんの毒は、いつのまにか話が大きくなることです。
一人に返されなかっただけなのに、「やっぱり自分は相手にされない」「何人やっても同じだ」と、勝手に全体の結論まで進めてしまう。僕も何度もやりました。でも落ち着いて見れば、返さなかったのはその一人で、あなたの価値が下がったわけじゃない。たまたまタイミングが合わなかった人が、一人いた。それだけの話なんですよね。
「一人にスルーされた」を「自分は全員にダメ」に翻訳しない。これは自分に何度も言い聞かせてました。
それでも気持ちが「どうせ自分なんて」のほうに沈んでいくなら、一人で抱えこまなくていいです。同じところで病みそうになった話や、自信をなくしかけたときの話も置いておきます。
→ マッチングアプリで病みそうなときの話 / 婚活に自信がない30代男へ / アプリで人を信じられなくなってきたときの話
⑤ 既読スルーの回数そのものを減らすなら、土俵選び
ここまでは「スルーされた後」の話でした。でも、いちばんしんどいのは、この既読スルーが何度も繰り返されることだと思うんです。
何度も食らって僕が気づいたのは、「気軽な出会いの場ほど、気軽に既読スルーされる」ということでした。お互い軽いノリだと、向こうも片手間。返事が止まるのも当たり前で、そのたびにこの宙ぶらりんの夜が来る。それを根性で耐えるより、そもそも回数を減らせないか、と考えるようになりました。
結婚を本気で考えてる人が多い場所に移ったら、そもそも放置されることが減って、こういう夜の回数自体が減ったんです。
僕の場合の転機は、真剣度の高い人が多いアプリに移ったことでした。お互い本気だと、返事が止まりにくいし、ダメならダメで区切りがつくことが多い。既読スルーの夜を減らす近道は、待ち方の工夫より、土俵選びだったなと思います。
⑥ 会う前のスルーは、まだ何も失っていない
最後に、これだけは持って帰ってほしいんです。
会う前の既読スルーって、よく考えたら、まだ何も始まってないし、何も失ってないんですよね。会って、好きになって、それから消えられるほうがずっとこたえます(その話は別に書きました)。会う前で止まったぶん、傷も浅い。落ち込みすぎる必要は、本当はないんです。
追いの一通は一回まで。何日待つかは自分のルールで決めて、その先は数えない。原因の答え合わせはほどほどに。一人のスルーを全否定に翻訳しない。そして、繰り返すのがつらいなら、土俵を選び直せばいい。
僕は数えきれないくらい既読スルーされて、それでもまた誰かにメッセージを送って、結婚しました。返ってこない夜は地味にしんどいけど、あなたの番はちゃんと来ます。大丈夫です。
→ 会えた後に音信不通になった場合の話はこちら / 初デートを乗り切る話 / 2回目デートの話
Q. マッチングアプリの既読スルー、何日待って諦めるべき?
「2日返信なし=脈なし」が一つの目安ですが、日数を相手任せにするとずるずる待ってしまいます。おすすめは、こちらから軽い一通を一回だけ送って、それで返ってこなければ自分の中で終了、と先にルールを決めておくこと。待つ基準を相手の既読でなく自分側に置くと楽になります。
Q. 既読スルーされたけど、もう一回連絡していい?
軽い一通を一回までなら大丈夫です。ただし催促を何通も重ねると、会う前の段階では「重い人」に振れて逆効果になりがちです。一回送って返事がなければ、追わずに切り替えるのがおすすめです。
Q. 既読無視=嫌われた、ということ?
そうとは限りません。会う前のメッセージ段階では、相手は同時に何人も見ていて、他のやり取りが盛り上がった・アプリを開かなくなった等、あなた個人への評価と関係ない理由が大半です。「スルー=嫌われた」と決めつけなくて大丈夫です。
Q. 何が悪くて返ってこなくなったのか分かりません。
会う前の既読スルーの理由は、あなたが思い当たる「あの一言」ではないことがほとんどです。相手の事情によることが多いので、自分を責める原因探しは途中でやめて問題ありません。
既読スルーの手前で、そもそもやり取りが続かないと感じているなら。

